オスグットとは正式名をOsgood-Schlatter diseaseといいます。
病気の名前というのはその病気を発見した人の名前が使われることが多いです。
Osgood-Schlatter diseaseもそれで、偶然同じ西暦1903年にアメリカ ボストン州の整形外科医Robert Bayley Osgood と
スイス連邦チューリヒ州の州都チューリヒの外科医Carl Schlatterが発見した為、二人の名前を取っています。
大雑把な考えをすれば、オスグットは成長痛と呼ぶこともできるのでは?
と思います。
オスグットとはどういう状態のことをいうのか?
オスグットとは少年少女の膝が痛くなることです。
どのようにして痛くなるかというと、スポーツなどで体を酷使することで膝が痛くなることが多いようです。
それでは普通の膝痛とオスグットはどのように違うのでしょうか?
普通の膝痛は、まあ普通に膝が痛いことを総称して膝痛というわけですが、オスグットの場合は少年少女の膝が痛くなる、というところに最大の特徴が見いだせるわけです。
少年少女の膝が痛くなる、というのはどういうことでしょうか?
少年少女の膝が痛くなる、というのは成長期の少年少女の膝が痛くなるということなのです。
成長とはなんでしょうか?
成長とは物事や生物が発達したり大きくなることですが、この場合の成長は生物のそれであります。
生物の成長は細胞分裂によってなされます。